NINA会エジプト旅行


日程:    2016年3月9日〜17日


第1日(3月9日)
関空22時40分発カタール航空便にて11名(+添乗員)がドーハに向け出発。


第2日(10日)
ドーハで乗り継ぎエジプト・ルクソールへ。10時到着。
日本語のうまい現地ガイド、アクラムさんの案内により クルーズ船リビングストーン号で昼食をとったあと 専用バスでルクソール東岸観光へ。

まずはカルナック神殿へ。映画”ナイル殺人事件”で見たような巨大な石柱が立ち並ぶ。

次にバスで約2時間デンデラ神殿に向かった。
そのあとハトホル神殿、ルクソールに戻ってライトアップされたルクソール神殿を見る。とても幻想的。

船に戻って夕食はバイキング。 21時よりウオッカなど飲みながらベリーダンスを見物。
ルクソールで船中泊。



第3日(11日)
朝、船はまだルクソールに停泊したまま。
午前中はルクソール西岸観光だ。 ナイルは東岸が生者の町、西岸は死者の町とのこと。

バスに乗って王家の谷へ。
カートに乗り昔の王の墓のある砂漠へ。ラムセス4世、ツタンカーメン王、ホムムハラ王、ラムセス7世と4つの墓を見た。

そしてハトシェプスト女王葬祭殿を見学。 約20年前ここで日本人10人を含む60数人の観光客がテロの犠牲になったところ。最後にメムノンの巨像を見て、 アラバスターの工芸品店に立ち寄る。船に戻って昼食。

13時出航。船はこのあとエドフに向かう。
甲板に出てコーヒーなどを飲みながらのんびり雑談する。西岸の風景・船上風景をスケッチする。

途中でエスナの水門を通過。通過後夕日の落ちるころ、6時に町のあちこちで イスラム教のお祈りを呼びかけるアザーンの声が響きあう。印象深い。



















第4日(12日)
船はエドフに着いている。朝食のあと船を出てホルス神殿へ。 二人づつ馬車に乗って出発。

船に戻って昼食後、船はコムオンボへ。 コムオンボ神殿、ワニのミイラ館を観光ののち 船はアスワンに向かう。

夜は白人や別の日本人グループなど乗客全員で ガラベイヤというエジプト民族衣装を着たりして ゲームなどする。 ヌビアンパーティーも。船中泊。




















第5日(13日)
朝、船はアスワンに着いており三日間の船旅は終わった。

6時半、下船後バスで出発しアスワンハイダム建設によってできたナセル湖に向かう。 小舟に乗ってイシス神殿のある小島へ。 この神殿はユネスコの援助によって高所に移築され湖底に沈むのをまぬかれた。
作成中にひびが入りそのまま放置されたオベリスクも見る。40mの長さは迫力あり。

このあと砂漠を3時間一路アブシンベルに向かって走り続ける。ホテルセティに到着。 南にあと50km行けばスーダン国境とのこと。 昼食後はお昼寝タイムで敷地内をスケッチした後、プールでひと泳ぎ。

このホテルではWi-Fiが使えるので日本(妻)とドイツ(娘)にメールしてみる。

夕方6時、アブシンベル神殿に向かい、”音と光のショー”を見る。 観客席にはドイツ人12名とわれわれ日本人12名。 近くのドイツ人にドイツ語で話しかける。ケルンから来たグループとのこと。
ショーは二つ並んだ神殿に映像が映され、 音楽とナレーションがかぶさってなかなか迫力があった。
夜、ホテルのエアコンが不調で冷房が効きすぎて風邪気味になってしまった。





















第6日(14日)
本日も朝早く起きて日の出のアブシンベル神殿を見に行く。 雲の薄い部分を通してなんとか日の出は見られた。

アブシンベル神殿はアスワンハイダム建設により湖底に沈む危機にあったが ユネスコの支援によって1960年代に60m上方に移設された。 これがきっかけとなって世界遺産条約ができたとのこと。

ホテルに戻りプールに入ったりスケッチをしたりしてのんびり過ごす。

午後は空路、エジプト航空国内線でアスワン経由カイロへ。 今夜の宿泊は由緒あるメナハウスホテル。 部屋の窓からピラミッドが二つ見える。



第7日(15日)
今日は午前中にエジプト考古学博物館を見学。 ツタンカーメンの黄金のマスクほかたくさんの収蔵品を見た。

午後はギザの3大ピラミッド(クフ王、カウラー、メンカウラー)を見る。 クフ王のピラミッドでは盗掘穴跡から狭い通路を腰をかがめて入り ”王の間”?まで上った。
スフィンクスの顔が破壊されているのが残念。

ホテルに戻り由緒ある館内をガイド付きでゆっくり見学。 最後は大きい個室でさよならパーティー。ワインと食事を楽しんだ。





















第8日(16日)
午前中はホテル内でピラミッドを背景にスケッチしたりゆっくり過ごした。

午後はオールドカイロ地区を訪れる。 バザールのハーンハリーリはカイロ発祥の地だそうで、狭い通路を挟んで 両側にぎっしりと店が並んでいる。 続いてムハンマド・アリモスクへ。

18時40分、カイロ空港を発ちドーハ経由で帰国した。




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エジプトは以前から行きたかった国である。
今回初めて希望が実現できてとてもよかったと思う。

何よりも5000年という途方もない歴史、 そして遺跡として残された建造物の巨大さ。これには圧倒された。
しかもこれが奴隷労働によるものではなく、一種の公共事業だったらしいことは素晴らしい。

またロゼッタ石などを手掛かりに古代文字を解読し 歴史をここまで解き明かしてくれた学者たちの 努力にも頭が下がるものがあります。










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