鹿児島サイクリング &登山(桜島/開聞岳/指宿/知覧)
9月16日(火)
朝5時半に自宅を出発。
総勢8名。伊丹発8時のJAL便に自転車とともに乗り込む。
小生、現地のレンタサイクルを利用するので自転車は、なし。
鹿児島空港で輪行組と分かれて鹿児島市街にバスで向かう。輪行組とはホテルでは一緒だが昼間の行動は別々となる。
フェリーで桜島へ。今夜のホテル”レインボー桜島”に荷物を預け食事をして、
隣のビジターセンターで自転車を借り、いざ桜島一周サイクリングに出発(38km、反時計回り)。
まず烏島展望所へ。薩英戦争の時は、ここは桜島とは別の島で、砲台を築いて英軍艦と戦ったが、
大正時代の大噴火で埋まり桜島の一部になってしまったそうだ。付近にはごつごつした
溶岩が散在する。
次に目指すは桜岳陶芸。溶岩焼という焼き物が所狭しと並んでいる。
自転車は乗り心地はいいがギアチェンジがうまくいかない(結局最後までできなかった)。
このあたりは道路に火山灰が積もっており、車が通るたびに砂塵を巻きあげるので
眼も開けづらい。口の中もざらざらする。そうこうするうち林文子文学碑を見過ごして通過してしまった。
道路のところどころにコンクリート製のシェルターが設けられている。
有村溶岩展望所ではしばらく遊歩道を散策する。
桜島の東側は大隅半島と地続きになっているが、そこ(桜島口)を過ぎると島の北半分(ルート後半)に入る。
黒神埋没鳥居では鳥居の上部1mだけが地上に出ており、ここで記念写真を撮って帰る観光客が多い。
桜島の北半分は起伏はあってしんどかったが、車はほとんど走っておらず快適に走った。
フェリー乗り場を過ぎて、ビジターセンターにもどり桜島一周は完了した。
3時間半かかった。レンタル料金は2500円なり。
ホテルのロビーで待っていると輪行組も到着した。
輪行組は空港から錦江湾東側の峠までバスに乗り、そこから自転車で桜島口を経て桜島の北半分を走ったとのこと。
つまり桜島では我々を追いかけてきたことになる。
9月17日(水)
朝食をとって8時前に出発。今日は開聞岳登山の日だ。もともと開聞岳登山は18日に予定していたが、
18日の天気が予報では雨だったので繰り上げて本日に変更した。
フェリーで鹿児島本土?に渡り、
鹿児島中央駅付近で予約済みのレンタカーを借りて開聞岳に向けて9時半出発。
運転はすべてひと任せ。車窓からの眺めはシュロの木やハイビスカスの花など南国情緒たっぷりだ。
高速を経由して11時半、開聞山麓ふれあい公園に到着。
ここはすでに2合目だ。コンビニで買ったおにぎりと水2本を持って登山開始。
開聞岳は日本百名山のひとつで標高924m、薩摩半島から南の海上に突き出ており
その形状は美しい円錐形で薩摩富士ともいわれている。
登山口は北側にあって登山ルートはまず東麓を南下し、時計回りにぐるりと回って
一周したあたりで頂上に着くはずだ。
登山口には立札があって、登山の所要時間として成人は上り150分(老人180分)下り90分(老人120分)とある。
登山道は始めは樹林帯で見通しがきかないが、5合目を過ぎたあたりで眺望が開け長崎鼻や麓の町(川尻町)が見渡せる。
後半は岩がごろごろしていて傾斜も急になり、要所要所に木製の階段やはしごがある。
8合目からは特にきつい。次の合までの間隔が長く感じられる。
頂上直下に開聞神社の奥宮の鳥居があり、
その横を抜けると2pm
やっと頂上に出た。頂上は360度見渡せて眺望は申し分ない。快晴なら屋久島も見えるらしいが今日は
若干もやがかかっている。頂上は狭くて腰を下ろす場所にも困る。
昼食・休憩30分ののち下山開始。登ってきた道を引き返す。
ほかに道はない。岩を踏み外さないよう慎重に下る。
4時半に登山口に戻った。当方立派な?老人だが成人並みの所要時間だったことになる。
再びレンタカーに乗って指宿のホテル”休暇村指宿”に到着。輪行組は少し前に着いていた。
輪行組は桜島の南側を走って大隅半島をバスで根占まで南下、
そこから錦江湾をフェリーで小川港(指宿の南方8KM?)に渡って指宿まで来たとのこと。
あわただしく温泉に入る。話のタネに砂蒸し風呂にも入ってみた。次いで宴会、就寝。
9月18日(木)
今日はスケッチ&観光の日だ。
ホテルは海岸にあり、すぐ近くには知林ヶ島(周囲3kmの無人島)がある。
干潮時には800mの砂州でつながり片道徒歩20分で渡れる。
朝食後ホテルを出て海岸に出るとタイミングよく砂州ができており歩いて往復した。
そのあと知覧に向かった。武家屋敷をスケッチしたり
散策していると輪行組とばったり会い、合流して近くで食事した。特攻平和祈念館で輪行組と別れ、
一路車で鹿児島市内に向かった。
仙巌園を訪れる予定であったが、カーナビの不調で道に迷い
、そのまま空港に向かった。
空港で全員そろって食事したあと、7時40分発のJAL便で帰途に就いた。
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