国東半島サイクリング & 由布岳登山
07年5月2日〜6日(京都クロスカントリースキークラブの仲間と)
画像 昨年秋の計画が台風で中止されたので、このたび再度チャレンジすることになった。リーダーはN氏。 国東半島は24年前に一人旅で訪れたことがある。平安時代、宇佐神宮を中心に六郷満山文化が栄えた地だ。 そのため独特の仏教遺跡が多い。

2日午後5時、大阪市役所前に6名が集合。各自愛車に乗って南港フェリーターミナルに急ぐ。 南港で2人が合流し総員8名で関西汽船サンフラワー号に乗船。 2等客室を予約していたのになぜか満室のため、同じ料金で2等寝台が利用できることとなりラッキー。 夕食は船内レストランでとった。

3日。6:20別府港着。晴れ。自転車でJR別府大学駅に向かい日豊本線中山香で再び自転車を組み立て いよいよ国東半島めぐりに出発。まずは熊野摩崖仏へ。画像 ところが上り坂がきつく何度も自転車から降りて押して歩くこととなる。年が年だけに無理はしない。 鬼が一晩で作ったという石段を杖をついて登りつめたところに摩崖仏はあった。ここは初めてだ。右に大日如来、 左に素朴な表情の不動明王。 次に向かったのは真木大堂。朝、みんなパン一個を食べただけなので空腹に耐えかね、団子汁屋で腹ごしらえして 富貴寺へ。国宝の大堂は簡素な美しさだ。豊後の春を満喫しながらさらに川中不動を経て、今夜の宿、国見温泉”あかねの里”に着く。

4日。朝方雨が降った。止んだけどカッパを着て出発。一路、北方の伊美港へ。フェリーに乗ること20分で姫島に着く。 東端の灯台へ。そののち本土に戻り宇佐神宮へ急ぐ。全国八幡宮の総本社だけあって広い境内に荘厳な雰囲気が満ちている。 あわただしく本殿を見たあと、JR宇佐から別府、大分を経て由布院へ。 宿は”牧場の家”、ここもよかった。食事も温泉も部屋もいい。今日は結局雨に降られずにすんだ。

画像 5日。予報通り朝から雨。女性3人は湯布院の町を散策するという。男性5人は由布岳登山口へバスで向かう。登山口に自転車をデポし 9時半、雨の中を1580mの由布岳山頂(標高差約800m?)を目指す。 なだらかな斜面を登ると明るい樹林帯のなかへ。斜度があがって道はジグザグを繰り返す。やっと樹林帯を抜けると 今度は岩場だ。さらに登ると双耳峰が左右に分かれる地点に達する。主峰の西峰を目指す。鎖場も何箇所かあり 雨でぬれた岩場はスリル満点だ。由布岳登山と”言うだけ”に終わってはならじと頑張る。 12時頃2名がやっと頂上に達する。晴れていれば素晴らしい眺望のはずだ。 姿よし眺望よし岩場ではアルペン気分が味わえる素晴らしい山だ。 おにぎりひとつを口にして写真を撮ってあわただしく下山開始。 1時半登山口に戻ると女性を含め全員がそろう。画像

依然として続く雨の中、全員でやまなみハイウエイを一路別府に向かう。なだらかな下り道が続く。 道幅が狭いうえ連休で車が多く慎重に下る。 別府市内に入ったところで1台がパンクして別行動をとることになる。残りは鉄輪温泉をめざす。 ここは地獄めぐりの中心地で観光客も多い。ある地獄で日帰り入浴可能な温泉として推薦してもらった ”ひょうたん屋”にみんなで入る。入浴料は700円だ。風呂でさっぱりしたあと再び濡れたカッパなどを着て JR別府大学まで自転車で走る。20分ばかりの乗車時間内にあわただしくお茶と残ったおにぎりを食べ空腹を満たす。 JR大分から大分港まで近いので自転車をかついで港に向かうが近いといってもこれが大変だった。 船は18時40分出港。来たとき同様船内レストランで夕食をとる。今度は2等客室での雑魚寝だ。

6日。8:40大阪南港着。今日も雨。電車で帰るにしても最後は雨の中を走らねばならぬ。どうせ濡れるなら最初から濡れよう と誰が言ったか、6人でフェリーターミナルを後にする。ループ橋など通り大阪市内中心部へ向かう。 休日なので車は多くない。 途中うどん屋で朝食をとりゆったり気分をとりもどす。淀屋橋で西宮に帰る一人と別れ、5人で大川沿いを走り毛馬の閘門を経て 淀川堤防を北上する。最後は枚方大橋でみんな別れ別れになって自宅に向かった。 画像画像














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