2年ぶりにクロカン例会に参加しました。 行先は大見盆地、リーダーは加藤さん。
「79歳の老人が山でスキーなどとんでもない。皆さんの 足手まといになるだけ」という家内の制止を振り切って 自宅を出発。
8時、JR京都駅で車に分乗し、賀茂川の土手に出ると そこは一面の銀世界。まるで満開の桜並木を見るよう。
大原を経由して総勢12名が大見に到着。そこには 建物が数棟あるけど人の気配はありません。 あたり一面30cmくらいの新雪に覆われています。 前日に加藤さんが来たときは積雪はなく地面が凍って いたとのこと。お天気もまずまず。
スキーを履き、1列縦隊で広葉樹林帯に入っていく。 斜面を登りまた下る。小さな流れを何度も渉る。 ひたすら前の人のあとをついて行くのみ。
前の晩に持ち物の準備をしたとき片方のストックの バスケットが破損していることに気づいたが修理も ならず、まあ何とかなるかという気で参加しました。 しかし今日の新雪は手ごわい。難儀しているのを 見かねた加藤さんが雪の上で修理してくれました。 壊れたバスケットの留め金を登山ナイフで外し予備の バスケットに取り換えたうえで針金で固定。 これであとは問題なく歩けました。
しかし新雪の中で転んだら起き上がるのが大変。 皆さんは適当な斜面を見つけてはテレマークを楽しんでいる。 昼食では加藤さんの餅入りぜんざいが甘く温かい。
どこをどう歩いたかよくわからぬまま3時ごろ無事 スタート地点に戻りました。 十分な雪と好天気に恵まれ楽しい1日でした。
ありがとうございました。
(写真は大澤正さん撮影)